Ni Sa Bula !
「唐突ですが、SDGsって覚えていますか?」 と聞いてもおかしくないくらい、日本では浸透していないような気がしますね。
もちろん、SDGs は過去の話ではありません。現在進行中の活動なのですが、なぜか、こう、しっくりこないですね。目標や対象が大きすぎるのか、まずは自分でできることから、と言われてもイメージしにくいですよね。
サステナブルはどうでしょう。紙のストローは?「 いまひとつ盛り上がりに欠けるよね」などというと、ちょっと不遜ですよね。すみません。
さて、それではロロマアワー(Loloma Hour)はどうでしょう。えっ、聞いたことがない? 、、、ですよね (笑)
(ちょっと真面目なお話です)
2025年4月にフィジー政府観光局(Tourism Fiji)が開始した「ロロマアワー」は、旅行者が滞在中の1時間を自然環境や地域社会への貢献活動に充てることを奨励するプログラムです。
「ロロマ(Loloma)」はフィジー語で「愛」や「思いやり」を意味し、この価値観を観光体験に取り入れることで、持続可能な観光を推進しています。
「ロロマアワー」は、以下の4つの分野での活動を通じて、旅行者がフィジーの自然と文化に貢献する機会を提供しています:
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野生動物への貢献:自然観察ツアーや絶滅危惧種の保護活動への参加。
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地域社会への貢献:伝統的な料理教室や村の訪問を通じた文化交流。
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サンゴ礁の保護:サンゴの植え付けや海洋生物の生息地の再生活動。
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海岸線の保全:マングローブの植樹やビーチの清掃活動。
これらの活動は、フィジー各地のリゾートやツアーオペレーターと連携して実施されており、旅行者が気軽に参加できるよう工夫されています。
例えば。
インターコンチネンタル・フィジー・ゴルフリゾート&スパ(InterContinental Fiji Golf Resort & Spa)が実施する「Litter for a Latte(ゴミ拾いでラテを)」プログラムなどは、とてもわかり易く、また旅行者が気軽に参加できるように作られています。
このような楽しく、かつ意義ある取り組みは、「小さな行動が大きな変化を生む」という信念のもとに、フィジーの各リゾートなどで展開されていますので、チャンスがあったらぜひ参加してみてください。
インターコンチネンタル・フィジー・ゴルフリゾート&スパの Litter for a Latte プログラムの詳細はこちらから。