Ni Sa Bula ! アンド Ia Orana !
タヒチ語で花のことを「ティアレ(Tiare)」と言います。国花は「ティアレ タヒチ(Tiare Tahiti)」で真っ白に咲く可憐な花です。伝説や神話にも神様と一緒に登場し、現代では女性の耳や髪を飾って、人々に愛されていることがよくわかります。男性が左の耳にさしている場合は既婚者、または恋人がいることを示すそうです。
花ことばは主に「愛」「美」「魅力」とされています。特にタヒチでは、この花が愛と情熱を象徴するものとして知られており、贈り物としても喜ばれます。また、その美しい香りや姿から、心を引き寄せる力があるとされているため、「魅力」も花言葉に含まれています。
花びらの枚数は決まっておらず、一説には5~9枚と言われていますが、実際は6~7枚の場合が多いようです。エアタヒチヌイやタヒチの銀行でもロゴに使われていますね。
そして、8枚の花びらは希少価値がありまして、見つけると「幸運を運んでくる」と言われています。
一方、フィジー語で花は「セニカウ (senikau)」。そして国花はタベウニ島に咲く貴重な「タンギモウジア (Tagimoucia)」です。タンギモウジア には悲しい伝説がありまして、の花言葉は「悲しみの涙」なのです。どんな伝説か、興味のある方は調べてみてください。
ちなみに、タベウニ島はガーデンアイランドとも呼ばれるくらいに緑豊かで、スキューバダイビングでもとても有名な島です。
日本にも季節ごとにいろいろな花が咲きますが、タヒチやフィジーなどへ行かれた際は、その季節に咲く花も楽しんでくださいませ。そして、甘くて美味しい果物もお忘れなく。
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