Ka Oha !
先日のTBSのTV番組「世界遺産」をご覧になりましたか?とても面白い内容でした。
ブラジルの切り立った峡谷と奇岩の風景が広がる、セラ・ダ・カピバラ国立公園にある壁画を紹介していました。壁画は遊び心に溢れ(?)どれもが表情豊かで、12,000年~6,000年前に描かれたというその時、その情景を想像するだけでもワクワクしますね。
そして驚くべきことが番組の終盤で発表されました。
人類がアフリカ大陸を旅立ち、ヨーロッパからアジア、ベーリング海峡を渡って北米に、さらに南下して南米に到着したのが15,000年前くらいだと信じられているのですが、実に約3〜5万年前の焚き火の跡や、5万年前の地層から人類が使用したと見られる石器が見つかっているのです。なんと、人類の歴史が塗り替えられるかもしれないのです!ロマンです♬
もしかしたら太平洋を航海していた「ポリネシア人の祖先」がずう~っと昔に海を渡って南米の奥地まで旅をしていたのかもしれません。
これからもっと以外な事実がでてくるかと思うと、とても楽しみです!
さて、今回はタヒチの世界遺産「マルケサス諸島」のご案内です。そう、海を渡る民「ポリネシア人」の子孫たちが住む伝説の島々です。
「マルケサス諸島」は2024年7月26日に開催された第46回世界遺産委員会において、ユネスコ世界遺産に登録されました。その普遍的価値は、この島々で発展を遂げた人類による文化遺産と、保全された海洋および陸上生態系による自然遺産の両方にあるとされ、複合遺産として指定されたのです。
フランスの画家ポール・ゴーギャンが愛し、終の棲家に選んだ地でもあり、多くの伝説に語られる島々は、マルケサス語で「人間の土地」を意味するテ・ヘヌア・エナタと呼ばれています。豊かな歴史と生物多様性で知られ、切り立つ岩山や激しく流れ落ちる滝、雄大な入り江が広がる起伏に富んだ地形です。数百もの遺跡や木彫り、ダンス、音楽など、今もなお暮らしに息づくマルケサス民族の文化伝統も、人々を惹きつける魅力のひとつです。神秘に包まれたこの島々では、「すべてのものをつなぐ生命力と精神」を意味する「マナ」の精神を感じることができます。
マルケサス諸島はタヒチにある5つの諸島のうちのひとつで、エアタヒチヌイの直行便を利用し、タヒチ島経由で訪ねることができます。
興味のある方には、ポールゴーギャンのお墓や記念館もありますよ。
タヒチへの旅行に関する情報は こちら から。
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