Ni Sa Bula !
現駐日フィジー大使の H.E Filimone Waqabaca(フィリモネ・ワガバザ) MR が、2024年12月末をもって任期を満了、帰国されることになりまして、11月29日にフィジー大使館で開催された送別会へ行ってまいりました。
現大使はとてもきさくな方でお話もし易く、今回の任期満了に伴う帰国は私たちにとっては大変に残念なのですが、これからキャリアを積まれ、きっとフィジーのために尽くされる方になると信じています。
各界より大勢の方々がいらっしゃったのですが、その中で、国土交通省にお勤めの方とお話をする機会がありました。個人的にも滅多にない機会です!
とても面白いネタをたくさん持っていそうな方で、水道施設の支援事業のため、1年の約半分は海外(すべて途上国)に出張されているとのことでした。飲める水があるかないかわからないような土地に行くことが多いので、いつもスーツケースの半分はペットボトルの水を持って行かれるのだそうです。お話を聞いたら、元々は大気や気候の研究をされていて、ご自身の知見が少しでも日本の政策に貢献できるよう、現在も活動を続けていらっしゃるとのことでした。
目立たないところで、地道に活動をされている方がいらっしゃるとうかがい、日々をのほほんと暮らしている我が身を振り返ってみましたが、すでに終わろうとしている2024年、一体何をしてきたのだろうと(笑)
フィジーは山中の村や離島などを除き、上下水道施設が比較的整っています。整ってはいるのですが、施設そのものが古くなってしまい、加えてメインテナンスがきちんとできていない状態のため、日本などからの有形無形の支援が必要なのです。また、離島などでは海水を真水に変えて利用するところが増えてきていますが、これはこれでCO2を排出するために別の問題が発生してしまうのだそうです。
日本でも水道水に含まれる PHAS が基準値を超えている汚染問題が取り沙汰されていますね。水は生命にとって必要不可欠なもの。「水は無料 (ただ)」だった頃は過ぎ去り、悲しいかな、もう戻らないのかもしれません。
フィジーの大きな島(ビチレブ本島など)は火山島で、地下水も豊富にあります。そんな美味しい水をペットボトルにしたのが、フィジーウォーターです。
今ではフィジーウォーター以外にも何種類かのミネラルウォーターを入手できますので、フィジーにお越しになった際は味比べをしてみてください。
フィジーのビール(フィジービター)もお勧めです。
フィジーツアーに関する情報は こちら から。
ぜひフィジーへお越しください。お待ちしています。