マロ エ レレイ
連休はいかがでしたでしょうか。
さて、旅先で気になるものの一つに飲み水がありますね。
水道水は飲めるの?
歯磨きしているときにちょっと飲んじゃっても平気?
おなかがぐるぐるして、せっかくの旅行が台無しになるのはいやですよね。
そこで、ちょっと調べてみました。
<フィジー>
実はフィジーの水道水は飲めるんです。安全性の基準も満たしているようですが、
そこは何と言ってもフィジーですから、心配は残ります。
大雨が降った後は水道の蛇口から濁った水が出てくることもあります。
ということで、飲み水はやはりミネラルウォーターや蒸留水をお勧めします。
もしくはホテルに備え付けの湯沸かし器等で、一度沸かしてからお使いください。
なお、離島では海水を真水に変える機械を導入しているところも多く、
シャワーも真水同様になってきていますが、飲み水としては??です。
ハリウッドセレブご用達のフィジーウォーターや、フィジービター(ビール)もお勧めです!
<タヒチ>
タヒチの水道水は軟水に近い硬水とされていて、フィジー同様に飲めるのですが、
日本人は硬水にあまり慣れていないですし、やはり飲み水はミネラルウォーターか蒸留水をお勧めします。
かわいいラベルのヒナノビールや特産のパイナップルジュースも美味しいですよ!
もしくはホテルに備え付けの湯沸かし器等で、一度沸かしてからお使いください。
<ニューカレドニア>
ヌメアの水道水の水質はしっかりと管理されていて、飲み水として利用されても
大丈夫なのですが、やはりミネラルウォーターか蒸留水、もしくいは一度沸かして
いただくことをお勧めします。
なお、ウベアなどの離島では水道水を直接に飲まないようにしてください。
「天国に一番近い島」でおなかをこわしてしなわないように。
ニューカレドニアではその名も「ナンバーワン」や「マンタ」ビールをぜひお試しください。
あと、美味しいフランス産ワインもたくさんありますよ。
いずれにしましても、歯磨き時に口をすすぐくらいでしたら特に問題はないということですね。
それでも、おなかが強くない方や心配な方は十分にご注意ください。
なぜか <トンガの話その②>
トンガ王国の首都(ヌクアロファ)があるトンタガタプ島は隆起したサンゴ礁でできた島で、ほぼまったいらです。
水道水は地下水を浄化しているのですが、石灰が混じっているせいかどうか
髪を洗ってリンスをしても、乾くとガシガシ、またはバサバサ(笑)になります。
そして、沸かすと薄っすらと白く濁ります。紅茶を入れると見た目だけ薄っすらミルクティーの出来上がり(笑)
そんな水道水ですが、離島を含めたトンガ王国全体の普及率も50%を超えるくらいで、
あまり高いとはいえません。そこで、雨水タンクが登場します!
これは家の屋根に降った雨水が樋を伝ってタンクに貯まるという方法で、トンガではかなり一般的です。
生活水のすべてをミネラルウォーターや蒸留水(有料)に頼れるほどの財力のなかった私も
このタンクに貯まった雨水を生活水として使っていました。
タンクの下の方に蛇口があり、貯まった雨水をバケツや薬缶に汲んで使うのですが、、
屋根に降った雨水が樋を伝って貯まったものですから、細かなごみやらボウフラやら、、、
それはもう、ご想像におまかせします(笑)
それでも、住んでいた時は一度もおなかを壊すことはありませんでした!
なんという人間の適応力でしょうか(笑)
余談ばかりですが、サッポロビールがトンガをイメージした発泡酒を発売していました。
サッポロビール「トンガってる」(期間&数量限定販売のため、多分販売終了しています。。)
そして、その売上の一部が海底火山の噴火で甚大な被害を受けたトンガの復興のために寄付されたそうです。
(トンガにもビール工場がありまして、美味しいビールを作っていますよ)
それでは、良い残りの1週間をお過ごしください。
マロ アピート