Bula!
フィジーの人々はみんな歌が上手。幼い頃から毎週末、教会で賛美歌を歌っているのが秘訣なのか、
歌の高音パートと低音パートを上手く歌い上げ、生まれるハーモニーはなんとも素敵です。
フィジー旅行で、滞在していたリゾートを出発し、日本に帰るときに耳にする歌、“Isa Lei(イサレイ)”
絶妙なハーモニーで歌い上げるイサレイは、フィジーに伝わる民謡で、fijian farewell songです。
出発の時間になると従業員たちが玄関に集まり、みんなでお見送りしてくれます。切ないメロディーが
とても感動的で、親しくなったフィジアンの笑顔や楽しかった滞在の日々を思い出し、ホロリと涙が出ちゃいます。
下記は、イサレイの歌詞です。
リゾートでは、よく、最後の「Suva」をリゾート名に変更して歌われることが多いです。
最後の2行では、「忘れないで、あなたが遠く離れていても、(リゾート名)での素敵なひとときを」という
意味の歌詞になっています。
Isa Lei(Fijian version/wikipedia)
sa Isa vulagi lasa dina
Nomu lako au na rarawa kina
Cava beka ko a mai cakava,
Nomu lako au na sega ni lasa.
Isa Lei (Isa Lei), na noqu rarawa,
Ni ki sana vodo e na mataka
Bau nanuma, na nodatou lasa,
Mai Suva nanuma tiko ga.
歌い終わった後、フィジアンたちは声を揃えて「Moce (モーゼ)」と叫びます。
モーゼは、“さようなら”という意味。
この歌を聞くと、フィジーに“帰りたくなる”。そんな不思議な歌です。
Yamada